海の祭レポート
オンライン(Zoom) 開催日:2021年5月16日(日)19:00~22:00
毎年5月に行われる石川県能登町の「とも旗祭り」。800枚もの紙で作られた巨大な「とも旗」を掲げた舟が湾口を進む姿が特徴的なお祭りで、石川県の無形民俗文化財に指定されるなど、住民の方々の誇りともいえる存在です。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、二年連続で中止となってしまいました。今後祭りがどうなっていくのか不安が募る中、その「とも旗まつり」を未来へとつなげるために、8都道県から集まった9名の大学生が、地域の方々との対話を通じて、祭りの魅力を全国の人に届けるアイデアを考えるプログラム『Mission for 能登』の3回目セッションが行われました。
1.チェックイン
2.板東さんによる講演
3.チームの進行状況の確認、相談会
4.チェックアウト
セッションの始めとなるチェックインでは、今回はプロジェクトを進めるチームごとに行うのではなく、そのチームから一人ずつ集まったグループに分けられ、いつもとは違うメンバーによる自己紹介、そして今の率直な気持ちについて話してもらいました。
続いて、石川県漁協小木支所の板東さんをお呼びし、能登地方や小木地区の漁業の特徴や、外国漁船による違法操業、そして漁師の「とも旗まつり」の役割など、様々なテーマについてお話し頂きました。大学生もメモを取りながら熱心に聞いており、「海に関して若い世代に伝えたいこと」「小木の海について」など海に関する多様な質問が飛び出しました。
続いて5月30日のお祭り(ワークショップ)に向けたグループワークを行いました。始めに各プロジェクトのチームに分かれて現状の確認、アドバイスが欲しいポイントなどを確認した後に、チームの枠を超えて相談会を行いました。相談会は自分たちのプロジェクトの説明をした後に、他のチームからアドバイスを貰うといった形式で行われました。
学生からは「他の班の内容から新たな発見が得られたので、今後に活かそうと思いました」「チームの段取りが結構完成していて焦りました」といった声も聞かれ、お互い刺激を与え合う良い時間となりました。
本番まで残すところあと二週間となり、各チームが持っていた初期のワクワクもプロジェクトとして具体化されていきました。今回の他のチームのアドバイスを受けたことによって、30日のお祭りまでにどのようにブラッシュアップされてくるのかが楽しみです。
(記事:藤井 大地)
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